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2017/02/01 17:11

こんにちは。

Specialite & Entreeスタッフのアキラです。

本日から2月です。
新年を迎えてからあっと言う間に月日が過ぎるように感じます。

さて、先日当ブランドの企画プロデューサーである日本経年変化協会の会長ブログで新作コインケース『Glip』の企画発表がございましたが、多くの反響を戴き、誠に有難うございます。作品そのものに期待を頂くお声と、初回製作仕様が革の宝石と呼ばれる新喜皮革製のコードバンを採用しつつ、価格が通常仕様と据え置きと言う内容でお問い合わせを多くいただきました。

関係者は原材料の費用の面から反対はしたのですが、「新春やからえ~やん。」と嬉しそうに話す会長(正月気分一人残っているのでは?)の意見がそのまま通った形です(笑)。最終試作段階から、再度仕様を修正して試作が出来上がりました。完成度は抜群で、私もオーダーをしたいです(笑)。


『革の宝石』と呼ばれるコードバンを贅沢にコインケースに
コードバンは厳密にはレザーではなく、特定の地域に生息する馬の臀部にある固くなった層を木摺出して鞣したものです。
その為希少性が高く『革の宝石kirakiraと呼ばれています。現在コードバンを精製出来るタンナーとしては、アメリカはシカゴにあるホーウィン社と日本は兵庫県にある新喜皮革とタンナーも数少ないのが現状です。今回は新喜皮革のコードバンを採用したスペシャル限定仕様です。

コインケース:『Glip~Cordvan Ver~』
価格:6,000円(税別)
素材:コードバン(馬:新喜皮革製)
カラー:チョコ、バーガンディー(画像はチョコ)
概算寸法:12cm✕5cm
ブランド:Specialite
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治

本年度から当ブランドとりわけハイエンドな仕上げえ仕立てるSpecialite仕様を製作して頂けるGum-A-Mama Leatherの代表である本田宏治氏が試行錯誤を繰り返し産まれた作品が『Glip』です。
本仕様で採用しているコードバンは馬革でも厚みがしっかりとあり、実際手にした感じはズッシリとした質実剛健な印象を受ける作品に仕上がっています(この時点で私はオーダーを決めましたw)。


当ブランドの最大の特徴
~シンプルなデザインに徹底したこだわりを詰め込んでいます~
Gum-A-Mama Leatherの本田氏はモーターサイクル色の色濃い作風で長年の職人の経験から熟練した縫製技術を駆使し唯一無二の作品を生み出す職人として知られていますが、当ブランドの最大の特徴である『シンプルかつ徹底したこだわりを』を本作でも最大限に引き出してくれております。デザインはシンプルですが、試作を繰り返し試行錯誤を繰り返したパターン。そしてミエナイところへのこだわりがございます。

ジッパーにはヴィンテージジッパーとして知られるWALDESを採用。
一般的なタンニンレザーの経年変化と相性が良いので当ブランドでも採用しております。

財布の内部を見ないと分かりにくいのですが、本体のシルエットラインに沿って本体とは別途レザーを裁断して貼り付けて縫製を行っています。これは手の平で握りしめたり、ポケットに入れがちなコインケースと言うアイテムの特性上型くずれすることが多いアイテムでもあり、2つに折れ曲がって型くずれを防止するための設計となっております。
細かいところになりますが、製作上この仕様をすると何も施さない時と比べると手間暇が予想以上にかかるそうです。

コバは伝統的な切り目本磨き技法で手作業により磨き上げておりますが、あえてコバの着色は施しておりません。
コバを見ると三層になっており補強のレザーと三層になっている事が確認できます。

厚み約5mm厚とミシンでは縫いづらい厚みになりますが、熟練した縫製技術を要する本田氏は狂いなく縫製を行っています。

握った感じは手にしっくりくるシルエット。
ちなみに手タレは会長です(笑)。会長は手が小さいんですよね・・・。
女性ぐらいの手のひらですので、女性の方が持って頂くとこのようなサイズ感覚であると思われます。男性が持つとスッポリと隠れると思います。


最終仕様はリングを装着致しました
最終的にコードバンのでサンプル製作を行う段階で、仕様変更を若干行いました。

本体裏側にリングを装着。
「本田さんと喫茶店でお茶してる時に思いついたんやけど、ガムリングは本田さんの作品の象徴やし、あったら便利な人もよ~さん居てると僕は思うねん。」
と会長。本番製作直前に出来た仕様変更です。
勿論、ブラス(真鍮)のハトメなどを仕様し、副資材の経年変化も楽しめます。

使用する時にはリングを引き起こし、カラビナやワレットチェーンを装着することが出来ます。

イメージではこのように使用致します。
会長はワレットチェーンで鞄と連結してセッティングして使用されるそうです。

とても小さな小さな革小物ですが、最高品質の素材と企画・製作のアイディアそして一流の職人の仕立てで仕上げられた傑作と自負できる作品です。


本日より、先行販売させて頂きます。
現在、製品としての製作は途中ですが、本日会長と本田氏の打ち合わせでは、コードバンの裁断は終了しており、WALDESジッパーの到着待ちで、今月(2017年2月)中旬頃にはお客様のお手元にお届けできる目処が立ったことより、本日より通販サイトでの販売を開始させて戴きました。

今回紹介させて頂いたのはチョコ(上画像右)ですが、バーガンディー(上画像左)もございます。
新春限定製作となります。オーダーに関しては下記からお願い致します。


皆様のオーダーをお待ちしております。

好評につき次回製作を行いますが、ご予約を優先とさせて頂きます。
年末に発表され、新年早々リリースさせて戴きましたラウンド式長財布『#10~会長仕様~』
素材である牛革の生前の傷をそのまま仕上げた栃木レザーを外装パーツに採用し、通常財布では採用しない10番と言う大型ジッパーを採用しているのが大きな特徴です。

ラウンド式長財布:『#10』
価格:54,000円(限定本仕様価格)
素材:牛革(外装:栃木レザー 内装:オリジナル皮革Pate)
概算寸法:20cm✕11cm✕3cm
概算重量:350g
カラー:ブラウン(外装)✕ブラック(内装)
収納:札入れ(✕4)、カード✕10、コインケース、領収書スペース
ブランド:Specialite
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治

外装の栃木レザーは北米産原皮で半裁でかなり大きなレザーとなりますので、財布としては数が製作できますが、構造上かなり複雑な仕立てとなるため、全てのレザーを財布に仕上げるのは非常に時間が掛かるため、ある一定の数を製作しております。傷があるレザーをあえて採用しているので、好みが別れる作品かと思っておりましたが、前回製作はご予約で完売となりました。有難うございます。

その後も次回製作のお問い合わせを数多く戴きました。製作が非常に難しい作品ですのでご予約頂けると助かります。
ご予約に関しましてはコチラをクリックするか下記URLよりご予約をお願い致します。
【ご予約用URL】
https://thebase.in/inquiry/specialite-shopselect-net

必要事項をご入力頂き、
「春財布予約」
と件名にご入力頂きましたら、こちらからメールで製作スケジュールや納品日について随時ご報告させて頂きます。
※ご入金確認後のお届けとなります。


コードバンの作品は不定期で原則追加製作は現状考慮しておりません
『革の宝石kirakiraと呼ばれるコードバンは希少性と精製に多くの労力を要することからレザーと言う高級素材の中でも一際群を抜いて高品質・高級素材となります。
その為、当ブランドとしてもコードバンの作品は不定期であり、完売した作品やカラーの追加製作は現在検討しておりません。
お問い合わせ戴きました皆様申し訳ございません。
現在、通販サイトに掲載させて頂いているコードバンの作品は売り切れ次第終了とさせて頂きます。


外装に鮮やかなカラーのコードバンを採用したカードケース。免許証やクレジットカードなど貴重なカードだけを纏めて収納する方に重宝がられている作品です。内装レザーには当ブランドオリジナルスムースレザー(牛革)を採用しています。


コードバンを採用した非常に贅沢なキーホルダーです。ベルト形状はデザイン上だけでなく、実際に長さ調節も可能。
裏張りには当ブランドオリジナルスムースレザー(牛革)を採用しています。
当ブランド史上一番贅沢な作品と言われています。




商品や送り先によって異なります。 クロネコヤマト送料に準ずる 鞄 120サイズ 小物 コンパクト便 当社ではできるだけ最適価格でご提供するため、簡易包装でお届けさせて頂きますので、ご協力とご了承をお願い致します。

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Guideご利用ガイド

当ブランドは日本経年変化協会企画プロデュースによる港町神戸を代表する卓越した技術を持つ職人 ・椎名賢氏 ・本田宏治氏 によるハンドメイドによる仕立ての作品です。 厳選した素材と大量生産では非効率な設計とハンドメイドならではの製法で仕立て、長年ご愛用頂きお客様のライフスタイルを刻み込んだ経年変化を演出して初めて完成するレザークラフツです。